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構造式なんて久しぶりに聞くかもしれませんね。高校の化学で習ったことのある人もいるかもしれませんが、きっと忘れてしまっていると思うのでここでは簡単に紹介しておきます。構造式というのは、物質の分子構造を示す式のことを言います。あまりピンと来ないかもしれませんが、たとえば、アミノ酸のグリシンは、[H2N-CH2-COOH]と表示することができますが、この状態は構造式とは言わずに示性式と言います。グリシンを構造式で表すには、H2Nを、「H」「H」「N」に分解して、一つずつ「-」で表示します。CH2、COOHも同様に、アルファベットをバラバラにして「-」(COOHは「=」もあり)で表示し、全体を結ぶ必要があります。でも、文章だけでは何を言ってるんだかわかりませんよね・・・。実際に構造式を描いて紹介できれば早い話なのですが、パソコンではうまく描けないので、他のサイトなどを参考にしてみてください。「構造式」で検索すればいろいろな構造式を見ることができると思います。
アミノ酸の構造式はアミノ基とカルボキシル基と水素、側鎖が、ひとつの炭素に結合することによってできています。アミノ基というのは「-NH2」と表します。カルボキシル基は「-COOH」と表します。水素は「H」、炭素は「C」です。側鎖というのは「-R」で表されます。アミノ酸は、必須アミノ酸や非必須アミノ酸というように、いくつか種類がありますが、その全てのアミノ酸は炭素、水素、アミノ基、カルボキシル基からできています。グリシンであったり、バリンであったり、アラニンであったり、それらが別の物質であるということは、実は、側鎖によって決まります。上では、側鎖は「-R」と表示すると書きましたが、実際のアミノ酸の構造式を描くときなどには「-R」ではなく、「-H」であったり、「-CH3」であったり「-CH2-C6H5」であったり、いろいろ変化します。側鎖が何になるかによって、アミノ酸の種類を知ることができます。アミノ酸の種類の数だけ、その構造式を丸暗記するなんてことはとても大変ですが、構造式を覚えなきゃいけないような場合は、おそらくは試験か、研究などで必要に迫られて・・・というときだと思います。丸暗記もできないことはないでしょうが、手っ取り早くオススメなのは、有機化学の基本的な勉強をすることだと思います。アミノ酸の構造式単体を全て覚えるのは無理がありますが、有機化学がわかっていると、自然とアミノ酸の構造式を描けれるようになりますよ(向き不向きもあると思いますが)。
アミノ酸とアミノ酸が結びつくことを、ペプチド結合と言いますが、このペプチド結合がたくさんつながったものをポリペプチドと言います。このポリペプチドの状態が、たんぱく質になります。
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